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11/1 19:00-21:30 城内公民館 多目的室 → 高槻城公園芸術文化劇場 

去年は参加者4人だった「あした帰った」、見学者も含めだいぶ増えました。
だいだいみんな仕事終わりに集まっているので、日によってバラツキはありますが、今日は欠席1名のみでなんだかすごく人が多いな! という感じでした。
4人のときは4人の親密さが深まっていく感じが心地よかったですが、人が多いというのもそれだけで価値だな、これもやっぱり良いな、という印象。

人身事故が本日高槻付近で2回あったようで、遅れる人がチラホラいました。
気圧の低い月初、ということも関係しているのでしょうか。
ゆらゆらと続くコロナ禍のせいもあってか、生活保護の申請が増えているというニュースを見ました。
いろんなことが上手くいくように演劇をやっている。つもりでいます。とりあえず私は。




高槻現代劇場が閉館して、そのすぐ近くに「高槻城公園芸術文化劇場」という新たな劇場ができます。
われわれはそこでの6月公演を目指して集まっているわけですが、本日はひとまず形になった上演場所を見学させてもらいました。
写真はまだ公にはできないですが、色々触発されました。やはり「場」にはたくさんのことどもが生じます。

第二期のときも、あるいは私は知りませんが第一期のときもそうだったらしいことに、この集団はどうしても創作スケジュールがだいぶキツくなり、後半かなり疲弊するということがあるので、今年は講師にせっついていました、はやく創り始めちゃいましょう!と。
ただ、講師はまず劇場見てからじゃないと、と繰り返し言っていました。「これは創作に取り掛かりたくない言い訳なのではないか…」とも思っていたのですが、まぁやはり見ないと始まらないですね。

「演劇」に色々な想いを持っている人も、演劇未経験で普段あまり劇場に入らない人にも、さまざまに感情が生じたようです。
単純に新しくておしゃれで綺麗、というものもありましたし、この空間でどういうことができるのか、と上演に関連づけて具体的に考えていた人もいました。
私の感覚では、高さと幅が非常に特徴的で(高く広い)、どうやったらここに立っていられるのだろう、といった問いが生じました。

創作は"何らかの"問いからしか生まれない。
上演をする、というのはきわめて特殊な行為ですから、舞台に立つというのは違和感にまみれているはずです。違和感と向き合っていれば、問いは必ず生じ、したがって創作にもつながる…と思います。
違和感を無視してとりあえず立ってしまおう、という態度もありえますしほとんどの演劇がそうではあるのですが、「舞台に立ってしまえることの不思議」みたいなものを保ちながら豊かに活動が続いていけば良いな、と思います。せっかく特殊な行為に身を投じているのだから。

さて改めて。劇場を見たので。少しずつ創作が始まっていくことでしょう! ね!



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