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あした帰った第二期スタート、あるいは複数、の俳優、について

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 2021/7/20, 7/27 19:00~21:00 渡辺健一郎 はじめまして。劇研・伊藤拓也ラボ「あした帰った」の担当をしております、渡辺健一郎と申します。 ※担当者である私もだいぶ一緒に混ざって戯れています…ので、あんまり客観的なことを記述したブログにはならないということをご承知おきください※ コロナ禍の都合で、劇場が使えないなどの悪条件に見舞われ、開始が3カ月近く遅れました…が、なんとか、どうにか、開講の日を迎えることができました。 同じ空間で、運動したり話をしたり創作したりすることの喜びをかみしめています。あした帰った、第二期スタートです。 講師・伊藤拓也は、「集まること」それ自体の意味を考える演出家です。何か、作品創作の“ために”集まるのではなく、一つの場に集まってしまった人たちの中で何ができるかを考えている。 第一期はそのため、上演台本を参加メンバーたち自身が創作しました。自分たちのこと、自分たちの身の回りのこと、それについて自分たちが考えたこと云々、がテキストになりました。 第二期は、既成の台本を使う…かもしれません(参加メンバーの「集まり方」次第ではどうなるか分かりませんが)。 台本をもとに小作品をつくってみて、それについてあーだこーだ言い合ってみたり。 自分の〈外〉にある台本をもとに演じる、俳優という存在…これっていったい何だろね? そんな話もしたりしました。 当然、話が一つの意見に収斂されていくことはなく、複数の考えが併存することになります。なりました。「集まる」というのはそれ自体、「複数」 である 、ということなのかもしれません…。 (極めて個人的な見解ですが、最近よく聞かれる「多様性」って言葉、なんて単数的なんだ!という想いにはしばしば駆られます。) どんな集まりになるのか、全く想像がつきません。極端に言えば、もしかしたら離散するかもしれない。それもまた、集まることの意味かもしれない、などと思っています。 ちなみに、9月末くらいを目途に受講生は随時募集しておりますので、少しでも気になった方は以下の連絡先まで。お待ちしております。 メール:watanabe(a)gekken.net ※(a)を@に変えてお送り下さい。 電話:O9O-7OO3-3O21