「安値でも捨ててしまうよりは」?

3/28 19:00-21:30 城内公民館 集会室3 

前回からようやく具体的な創作をし始めました、あした帰った。
(いかにしたら)本番に間に合うのか、といった焦燥が多分にありますが、今回も粛々と/賑やかにやります。













個別のチームに分かれて創作をしたりしているので、総括して書くのがやや難しいですが、みんなやはり各々に自分の人生について、他人との関わりについて、この世界における立ち位置について、何らかの凝り、しこり、わだかまり、いずれにせよ何らかの凹凸を感じていて、それにつまずいたり、足を取られながらも進んだり、手触りを確認するためにその場にとどまったり、ものともせず乗り越えていたり、様々な態度をとっているのだろうと感じました。
そしてこの態度の違いが創作の起点になっている、というか。

その凹凸が当人に固有なものだと(厳密には固有なものでしかありえないはずですが)、共有することは難しく、どうしたら良いのかと呆然と立ち竦んでしまうこともありますが、ともに時間をすごしてきたわれわれですから、解決の糸口も共同的なしかたで複数出てくる、かもしれない。
互いに話しつつ、祈りつつ。
強力な演出家が解決策をドーンと示す集団もあるでしょう、その方がマジョリティでしょう、そして多くの場合その方が楽だし簡単でしょう、それでもじっくり悩み苦しむことを選択しています。














最後に見せてもらった「買取専門店」の一幕は大変面白かったなぁ。
今までは、記憶なり思い出なりを大事にする方向で考えていたのですが、一瞬で無下にされるという事態。
無論悪気はないし、「安値でも捨ててしまうよりは」というのも実際そうなんだけど、だからこそ切なさが際立つというか。

日中暖かい日も多くなってきましたね。でも朝晩は寒いことが多いですね。

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