しれっとリスタート、ひとまずミニマルに

11月2日 19-21時 高槻現代劇場205

いったんコロナ禍に読点が打たれて、各地に人が集まり出しました。
句切り、とまではいかないので厄介ですが、われわれもなんとか、なんとか再開しました。

7月に二回稽古ができたと思いきや、それから3ヶ月も空いてしまった。
公演日も2022年2月→5月に変更して心機一転、といった具合です。

個人的な話ですが、最近秘匿性、について思いを巡らせています。
公共性=公開性が重要視される時代に、閉じられた<異様な>活動をいかに継続するか。
あるいはまた、閉じながらもある種のcultに堕していかないためには?

演劇集団は多くの場合、外から見たらヤバい人たちの集まりだったりする。
でもクリエイションってそういうところからじゃない!ってやっぱり言いたい。完全オープンでは難しい、どうしても。
閉じられていること、を当たり前だと思ってしまう危うさ、危なさはどうしても存在する。ので、閉じつつも「どこかの」扉は開けておく、という態度は必要だろうな、という感覚でいます。
どこかの。これが依然として厄介な問いとして残っているわけですが…

再開だ、うおおお、というテンションにはならず、今回の稽古はゆったり、じっくり始まりました。

手。手からでした。まずは。
様々にできるものですね、手だけでもね。
手自体を擬人化したり、パントマイムをしたり、空気を作ったり。
細かい内容を書こうと思ったけど、長くなってしまったのでいったん秘匿(に)しておきます。
興味があったら見学に来てください、その扉は大体いつでも開いてます。多分。

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